健康100年住宅協会は、3つの大きな理念を掲げています。
近年進行した機能性を重視した住宅の高度化(高気密・高断熱)により、シックハウス症候群が発生するという弊害が起こりました。住宅建設においてデザイン性や機能性を求める事はもちろん大切ですが、それ以上に「住まう人が健康な生活を営める」という大前提が揺らいできているという現状を鑑み、当協会は健康な住宅づくりを推進していきます。
また住まう人の健康、すなわち「健康な身体をつくる」という観点から、住宅に利用する素材仕様だけでなく「健康な暮らしを実践するにはどうしたらよいのか」という点においてもご提案しています。
世界的という視点から見た時、日本の住宅はどのように見えているのでしょうか。
国土の大小や、施主が手を入れる事が日常化しているといった文化的な違いなど、背景が異なっているということはありますが、耐久性でいえばそのほとんどが30年がひとつの目安になっています。
この30年という住宅建替サイクルは他の先進国(欧米諸国)の100年前後
と比較して著しく低い数字です。
協会ではハードの面で、この欧米諸国並の耐久期間を目指しつつ、ソフトの面でお施主様自身に手を入れて頂くという住宅文化を形成していきたい。なぜなら、これが結果的に住宅資産価値が向上に繋がると考えているからです。
上にも記載しましたが、住宅の建替サイクルが頻繁であることが、ゴミやCO2問題の一因となっています。さらに、新しい素材を何度も使いなおすという事は環境破壊の要素も含んでいます。
これらの問題に対する解決策として、我々ができる最も有効な対策は、100年住宅をつくることにより達成されると考え活動しています。
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