住環境を考えよう
住環境を
1回 地球環境時代に生きる私たちの
         安心して住める住宅とは・・・
考えよう

 地球誕生から30数億年の時が流れ、ここ50年急激に自然破壊が進み、環境問題が叫ばれるようになりました。特に二酸化炭素問題
 ・リサイクル問題等解決しなければならない問題が山積みされています。
 今
日、地球と共生していくためには、住宅建設において、長持ちする住宅と、有害化学物質の使用禁止と、リサイクルできる資材を使う
 ことが地球環境時代に生きる私たちの、安心して住める住宅造りではないかと考えます。初めに長耐久について考えて見ましょう。
 
 
私は3年前北欧に旅する機会がありました。
 
アンデルセン物語で有名なデンマーク、人魚姫のいる港・コペンハーゲン・・・。
 
私を迎えてくれたミスター・ベニーは200坪もある大きな住まいを買ったばかりでした。建築の時代は1800年、なんと200年前の住ま
 いと聞き、驚きを隠すことができませんでした。柱の太さ160mm、外壁はレンガ積み、壁の厚み300mm、窓は3重ガラス、部屋の中は
 オンドルが入りとても暖かい住まいでした。
 
 
日本とは考え方が違うなと感じました。ベッドルームの中には、トイレ、洗面、シャワールーム、クローゼットがあり、完全に住宅文明が成
 熟しているから、建て替えなくてもリフォームすれば長い間使い続けることができる、文化・文明の違いを考えさせられました。
 下
表は先進5カ国の住宅の既存総数を年間新築住宅戸数で割って求めた住宅寿命(更新周期)の指標です。
 日本の住宅建築サイクル30年に対し、アメリカは103年、イギリスは141年。先進国とは言えどもイギリスの4分の1しか長持ちしない
 住宅を造り続けるなら、日本という国はどうなってしまうのでしょうか?

                              

 
親が建て、子どもが建て、一世代ごとに住宅ローンを払い続けるならば、豊かな生活が築けるとは思えません。100年を目指した長耐
 久住宅こそ真の豊かさが求められ、地球環境の保全・資源の活用ができると思います。

 
次に有害化学物質について考えて見ましょう。ミスター・ベニーの住まいには漆喰塗りと紙クロスが張られています。無垢のフローリング
 とタイル貼り。リフォームを繰り返していても、見回しても、どこにも塩ビ系の物質、特に燃えるとダイオキシンを発生するビニールクロス等
 一切、使用されていません。日本の住宅とはまるで異なっています。
 
 
化学物質を使って建てた日本の住宅は人間の健康を害するだけでなく、解体時にはリサイクルもできません。全て焼却処分され、大気
 へと流れ出てしまいます。特に塩ビ系の物質(ビニールクロス等)は悪魔のダイオキシンに生まれ変わり、私たち人間に再び大気汚染と
 して襲い掛かってくるのです。

 
自然素材で建設した住宅に長い間住み続けることが、住む人の健康と地球環境を守ることができると考えます。化学物質、室内汚染に
 よるアレルギー;シックハウス症候群・化学物質過敏症の人が急増しています。自らの健康と地球環境まで考えた住まい作りをしていた
 だきたいと願っております。


*文責 健康100年住宅協会



健康100年住宅協会
health 100 years housing association.