住環境を考えよう
住環境を
第5回 住宅建材について学ぼう
考えよう

 前回、塩尻小学校でのシックハウス症候群についてお話を致しましたが、今でもこの問題は大きい問題として取り上げられています。
 現在は、改修工事を行い、化学物質の数値を下げる努力をされております。床の合板フロアーを接着した接着剤からと説明致しておりま
 すが、見る限り合板フロアーを使用しています。
 
合板フロアーはFC0低ホルムといえども、ムク材のフローリングに比較して20倍もの数値を示しており、天然素材ムク材に勝る建材はあ
 りません。
身近で起きたシックハウス問題は、皆様も興味を持たれたことと思います。
 
 今回は、住宅内部に使用されている、あらゆる建材に含まれる化学物質について、より深く考えて見ましょう。

 
*合板フロアー(ベニア類)

 
合板にはFC0、F1、F2、F3、E0、E1、E2等表示されておりますが、FC0の合板(国内最低値)は、0.5 mg/l 以下、PPMで表すと、0.2 PPM
 です(mg/l とPPMの比較は、水中濃度を mg/l 、空気中濃度をPPMで表しています。)
 
この値を見ただけでも、0.2 PPM では、ガイドラインの0.08PPMとは程遠い値であることがお解かりと思います。

 
*塩化ビニール系ドア・枠材

 
見た目は木目をしたドアでも、塩化ビニールに木目を印刷した化学物質の固まり。当然ですが、ホルムアルデヒドとVOCの源です。
 
とにかく、「安く」『デザインも良く」「色むらがなく」「施工が簡単」とどこのハウスメーカーも使っている商品です。

 
*塩化ビニール床材

 
クッションフロアシート・CFCともいいます。数多くの有害添加物を混入、有害建材のヒーローです。
 
「安い」「デザイン」「カラフル」「施工も簡単」とキッチンの床・洗面所・トイレの床に使用されています。
 
有機化合物が床から揮発して、室内空気を汚染してしまいます。健康に良くないことを知っておいてください。
 
 
*ビニールクロス(塩化ビニール壁紙)
 
 
仕上げ材の面積の80%以上を占める面積に、ビニールクロスが使われています。「とにかく安い」「汚れにくい」「デザインも豊富」です
 が、どこも「安全」という文字はありません。
しかも、生産時・消費時、また、廃棄で悪魔の汚染に変わります。
 
まず、清算時には、大量の塩素ガスや水銀を使用します(環境汚染)。原料の塩ビモノマー自身が発ガン物質です。廃棄時には大量の
 ダイオキシンを発生します。
室内に張られた状態ではホルムアルデヒドは、0.05PPMと低い値ですが、可塑剤・安定剤・難燃剤・防燃剤・
 防カビ剤・着色剤などの添加物を練り込んでいるのが問題です。

 
これらの添加物は全て有毒・有害物質で、それが入居後次第に室内に揮発して空気を汚染します。ましてや火災の時は、猛毒ガスが
 発生して、焼死前にガスで死んでしまうのです。毒ガス死ですね・・・・。
 
当然、リフォームや解体時の処理の時、ダイオキシンが発生、大量に空気中に放出し、日本列島の汚染へと繋がります。
 このようなビニールクロスは、北欧、ヨーロッパ、北米ではほとんど使われていません。

 
*カーテン・カーペット

 
まさか、カーテンはと思い調べてみると、防燃剤・抗菌剤・防カビ剤の表示を見るとビニールクロスと同じではないだろうか?と思います。

 
住宅の内装材選びにより、大切な住まいがより健康的であるか、または、見えない空気汚染により、健康を害するかどちらを
 お選びになりますか?
 
 
ご家族が毎日、元気で健康に暮らせる住まいづくりをして頂けますように・・・・。


 *文責 健康100年住宅協会



健康100年住宅協会
health 100 years housing association.