住環境を考えよう
住環境を
第6回 健康になる家を造る
考えよう

 前回、住宅の建材についてお話致しましたが、今回は健康になる家を造るにはどんな建材素材で作ればよいか、お話いたしましょう。

 
ある人にこの話をした時、「家にならないね。」と言われました。大勢の人はそう思うかもしれませんが、実はとても簡単なことです。

                  −自然素材でつくる住宅こそ健康住宅の条件−

 
*建材・床材は無垢材を使用する

 
無垢のフローリング材は(FC0合板フロアーの20分の1のホルムアルデヒド含有量)、階段板材も無垢の木材、ドアも無垢材を使い、塩化
 ビニールシートの代わりに自然石・タイルを使う。
巾木・廻り縁・枠材も無垢材を使用してください。

 
*内装材・ビニールクロスに代わるもの

 ・珪藻土は漆喰と同じ塗り壁に使われます。その他に加工品として珪藻クロスがありますが、いずれも吸湿・保温・耐火(七輪の材料)・
  脱臭・浄化作用があり、結露防止と性能面でよい素材です。しかし、自然の土のため、多少のひび割れがあります。
 ・
火山灰を主原料とするシラスの塗り壁や、帆立貝の貝殻を利用したチャフウォールは化学物質の吸着する高価も認められています。
 ・
ドイツの壁紙ルナファーザーチップスは、紙を張り、その上に水性エマルジョン系の塗装をしますが、10回以上も塗り直しができる優れ
  もの。バージンペーパーとリサイクル品があり、ドイツ人が誇るブルーエンジェルマーク付です。
 ・
北米の工法・ドライウォールは、プラスターボードの上に水性エマルジョン系塗装を吹き付けたものです。
 ・
最高の仕上げは、木材の羽目板を貼ることです。木の持っている特徴、吸湿・調湿効果は内装材に最適です。

 
*塗料
 
 
ドイツには自然塗装がたくさんあります。代表的なものは、リポス社、アウロ社、オスモ社でどの商品も自然の健康食物油塗料です。
 有害化学物質を一切使用しない塗料は、亜麻仁オイルを主原料として造られたもので、安心して使用できます。

 
*健康を増進する家

 
「健康を増進する家」と一言で聞くと、「そんな家なんてあるわけないね!」と思う人が大半ではないでしょうか?私は、ここが最も大切で
 あり、誰もが作ることができない、あるいは説明できないところだと思います。

 
家は健康をつくるのです。

 
家には多くのバリアがあります。「その代表的に言われているバリアフリーは?」と聞けば、どこのハウスメーカーの営業マンも「段差が
 ないこと」と答えます。
 
しかし、私が最も大切にしたいのは人間の命に関することです。南側の部屋も北側の部屋も、洗面所も、トイレも同じ温度の家をつくるこ
 とです。いわゆる、ヒートショックがない家こそバリアフリーの家だと思うのです。
 
お年寄りが家の中で倒れる原因のほとんどが、温度差です。特に、洗面・トイレ・浴室で倒れるケースが多い。それは、冬の寒い夜ともな
 れば居間は20度、トイレは5度、しかもその場所は下半身を寒さにさらす場所で、人間は5度前後の温度差には耐えられますが、それ以
 上の温度差には耐えることが難しいからです。
 
外出する時、コートを着、寒さに耐えうるような準備をしてから屋外に出ます。しかし、室内のトイレに行く時はどうでしょうか。

 
*身体を健康にする遠赤外線暖房の勧め

 
皆様は、遠赤外線のことはご存知の通り、特に冷え症の方、腰が痛い方等が病院へ行くと、そこには遠赤外線の治療機があり、身体に
 当てると、身体の奥底から温かくなります。遠赤外線床暖房は足の先から身体全体を暖め、血液の流れを良くし、細部まで血液が廻る、
 その家に住んでいるだけで健康になれるのです。
 
そして、ヒートショックもなくなり、より安全で安心して健康になれる住宅です。


*文責 健康100年住宅協会



健康100年住宅協会
health 100 years housing association.